腰痛だがテニスがしたい! 対処法を紹介 Q&A
おはようございます!院長の大西です(^^)
本日の話題はテニスが大好きな50代男性の腰痛です(^^)
はじめは腰痛で鍼治療→レントゲン・MRIで問題ない→ぎっくり腰・・・
と実はよくあるパターンですね。腰痛の原因はレントゲンやMRIでは見つからないことがほとんどです。こういったはっきりした原因が見つからない腰痛を「非特異的腰痛症」と呼びます。しかし、私のような手を使う治療家にとってはそれぞれ原因があります。例えば後ろに反って痛いときは、椎間関節性の腰痛か、腹筋の筋肉痛であることがほとんどです(^^)
逆に屈んで痛い場合は、椎間板性の腰痛か、腰や背中の筋肉痛です(^^)
これがわかれば、ある程度緩和することは簡単です。また、姿勢の歪みが腰痛を創り出すことも多いです。今回は姿勢改善と、自分でできる広背筋のほぐし方をお伝えしたQ&Aのご紹介です(^^)
同じような腰痛でお悩みの方は、ぜひ試してみてくださいね。この記事を最後まで読むと、腰痛の改善方法がわかります。また、猫背の改善方法も分かります。是非最後まで読んでいただけますと幸いでございます。以下が質問です。
Q:50代です。 半年前にテニスで腰を痛めてから、良くなりません。 最近、良くなりかけていたので、テニスを少しずつ再開していたのですが、半年前に逆戻り、またはそれ以上に悪くなってしまいました。 半年間、鍼治療に週一で通っていたにも関わらずです。 治療に通っていても、良くなっている実感が最初の頃はあまりなく、おかしいのではないかと2回ぐらい整形外科に行ってレントゲン、MRIも取ったのですが、ヘルニアという診断はつかず、3日前に行った整形外科ではレントゲンは取りませんでしたが、やはり筋筋膜性腰痛症という診断で、どこもだいたい同じ見立てで、筋肉のことだろうと仰います。 ですが今、その3日前より腰が痛く、ちょっとした体制でギックリ腰になってしまいそうなズキっとくる痛みがあって身動きがとれません。 ズボンを履くにも、床のものをしゃがんで取るにも、長い時間をかけてやっとこさです。 右側を痛めていて、右に屈むことが全くできません。 テニスは1ヶ月前くらいに少しずつ始めて、問題なくできていた時もあったんですが、7月に痛めた時に一緒に悪くなった右の股関節のあたりもやっぱり痛むな〜と思いながらやっていて、あまり良い経過ではなかったです。 もう何がどういうことでこうなってしまっているのか、休んで鍼治療をここまで続けて、ストレッチ、筋トレとやってきたのに、結局また以前と同じように悪くなってしまい、途方に暮れています。 治療院も3カ所ぐらい行きましたが、少し動いた方がいいと、どの先生も言うので、ウォーキングを始め、筋トレを始め、テニスを始めて行きましたが、結局こんな現状で、ホントに何が正しいのか全く分からなくなりました。 3日前に行った整形外科で先生は、モーターコントロール不全とカルテに書いており、リハビリでそれを改善する体操も教わりました。(下腹の力を入れる、腹圧をかけて足を上げるような体操です。) でも今はその腹圧を意識をしようとすると腰がおかしくなりそうな感覚で、それよりも胸を張って背骨を引き伸ばすように立つ方が楽でしっくりきます。 ですが、この背筋を伸ばす体勢も、腰の筋肉をずっと緊張させる状態になると思うし、腰椎の負担は今は少し減らせるのだと思うのですが、ずっとこれを維持しようとすると背骨の柔軟性を欠くことに繋がると思うのです。 普段ずっとこの意識で一日生活するのも難しいと思います。 また、腹筋、腹圧で腰にコルセットを!とピラティスでも教わり、寝ながらこれらを意識した体操を行っていたりもしましたが、どうもこれをすると腰が抜けるような感覚に陥る時もありました。 あと、鍼を受けていても脊柱起立筋、腰方形筋のハリ、コリ、硬さはなかなか改善しません。 あれやこれや悩みながら、良くなりたい一心で頑張ってきましたが、絶望的に悪くなり、病院に行っても分からず、希望の光はないものかとこちらに質問をさせて頂いております。 ちゃんと治したいです。 どなたか分かることやご経験などがございましたら、アドバイスお願いします。
以下が回答です。
A:はじめまして(^^)滋賀県で整体院を経営している理学療法士です。
よろしくお願いいたします。
テニスを継続されているのですね。とても素晴らしいことです(^^)/
何とか継続できる状態になる必要があります。
腰痛の原因は様々ありますが、ひとまず提案は二つです(^^)
①姿勢の歪みを矯正する
テニスや野球は、体を一方向にひねることに加えて、利き手のみを大きく動かすので体の左右がアンバランスになります。また、50歳になると、徐々に猫背になってきます。この猫背であることや、左右のアンバランスが腰痛を強くします。特に頭が前に出ると、重心が前に移動します。これが椎間板を圧迫しますので、椎間板性腰痛がひどくなります。
姿勢改善の体操を動画で貼ります。毎日3~5分でよいので実践してみて下さい(^^)
https://youtu.be/6APr9GfnkXw
②筋肉のコリを取る
腰痛は「広背筋」という、わきの下にある筋肉の硬さによって生じます。特にぎっくり腰などはこの筋肉が固まると生じます。
わきの下に反対の手の親指を突っ込んで、他の4本の指を背中側に回します。そして、親指とほかの4本の指でわきの下の後ろ側の壁をつかむことができますので、かなり強めに揉みほぐします。10秒程度、痛みを我慢しながらほぐしてください(^^♪
文章ではよくわからないと思います。こちらも動画も貼っておきますね(^^)
https://youtu.be/zVyQBZ3TEpo
この2つでそこそこ改善するなら、テニスは再開しましょう(^^)
いずれにしても長期間運動不足になると痛みはひどくなります。徐々にテニスをするようにしてください(^^♪
症状が和らぎますことをお祈り申し上げます。
以上が回答です(^^)
紹介した姿勢改善の体操は、あまり一般的ではありません。もともと脳性麻痺のお子様の治療法としてドイツで開発された「ボイタ法」にヒントを得ています。正常な赤ちゃんがどのように発達していくか?
これをモチーフに作られた体操です。体幹を良い状態に保つ効果が高いです(^^)
わきの下の広背筋は、腰が痛いのにわきの下??
と疑問に思われることでしょう(^^)
しかし、このわきの下にある広背筋は、胸腰筋膜と呼ばれる膜を介して腰椎についています。さらに下まで下がると、お尻や膝に影響を及ぼします。
体ってつながっているんですね(^^)
皆様の健康の一助になれば幸いです。
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