頚椎症と胸郭出口症候群と肩甲骨の痛みのQ&A 神経の症状かそれ以外か!分ける必要がある

おはようございます!院長の大西です(^^)

本日の話題は「頚椎症」と「胸郭出口症候群」の併発です。神経根ブロックに効果が無いので胸郭出口症候群ではないかと疑われる場合ですね(^^)

そもそも症状の原因が「神経である」と証明することは簡単ではありません(;^_^A

特に「しびれ」を伴う場合は、神経の症状を疑います。たくさんの教科書にも「しびれ=神経」と書かれています。しかし、私の経験からすると嘘です(;^_^A

しびれは、神経とは無関係に出現します。「しびれているから神経痛です。」そんなに単純なものではありません。なので「しびれ」以外の条件で神経の症状かそれ以外かを確認します。それがご紹介する神経テストです(^^)

神経テストで神経であるとわかれば、それが頸椎からきている症状か、胸郭出口からきている症状かを確かめます。

テキストでは限界があるので、文章中の動画に飛んでいただく必要がありますが、ぜひ最後まで読んで、動画もご視聴ください(^^♪

すべてを網羅するには1時間近く必要となります。よろしくお願い申し上げます。

以下質問です。

Q:頚椎症性神経根症と胸郭出口症候群を患っています。 肩甲骨周辺が激痛なので神経根ブロックを打てるところ1週間ずつ4~5回に分けて全部に打ちましたが効きませんでした。となると頸椎からではなく胸郭出口症候群からの痛みでしょうと判明したのですが、引っ越して他院に行く事になります。 質問なのですが、神経根ブロックで効かない場合、腕神経叢ブロックをやっても効かないですか?

以下回答です。

A:肩甲骨の痛みおつらいですね。お察しします。

痛みの場所は肩甲骨の内側ですよね。ここにある神経は第5頸神経で構成する肩甲背神経という神経です。C5の神経根ブロックで効果が無いとき、腕神経叢へのブロック注射が著効を示す可能性は低いです(;^_^A

しかし、人間の痛みは往々にして解剖学的な論理と関係なく発生しています。「一度試す」これが最良の対策だと思っています。

胸郭出口症候群は神経が挟まれてつらい症状が出現する状態ですので、神経をうまく引っ張ったりゆるめたりできると判断がつきます。
しかし、そこまで判断してくれる人は少ないのが現実です(;^_^A

動画を貼っておきます。もし胸郭出口症候群であれば、3つのどれかに当てはまります。手首を動かすだけで、肩甲骨の痛みが減ったり増えたりします。この不思議な現象があれば、「神経の症状である」と判断します。
https://youtu.be/TbIATt7UhIE
https://youtu.be/iS1JV8KsjKA
https://youtu.be/KS6-XxoBSOU

もしくは頚椎からの症状であれば、首を動かすと症状の強弱が変化します。
その場合は、首の位置関係や、頭を抑えたり引っ張ったりすると症状が変化します。これで変化があれば、首からの症状です(^^)
コチラも動画を貼っておきますね。
https://youtu.be/-SAQgAEjm0g
タイトルは肩こりですが、首の位置関係で変動する症状の場合は、胸郭出口症候群より、頚椎からの症状を疑います(^^)

症状が和らぎますことをお祈り申し上げます。

以上が回答です(^^)

皆さまの症状が軽くできることを祈っています。

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