テニスや階段で膝が痛いご相談に対するQ&A
こんばんは!院長の大西です(^^)
本日はテニスや階段で痛む膝のQ&Aです。膝の関節には大きく「膝蓋大腿関節」と「大腿脛骨関節」があります。さらにそれぞれに「外側の膝蓋大腿関節」と「内側の膝蓋大腿関節」、そして「外側の大腿脛骨関節」と「内側の大腿脛骨関節」に分けられます。私がクライアントの膝を検査するときはこの4つに分類してどこが原因かを探します。
階段を上る時や、膝をまげて踏ん張るとつらい膝の多くは、内側もしくは外側の「膝蓋大腿関節」に疲労が貯まり原因となっていることが多いです(^^)
今回も動画を利用して、ご自身で対処していただけたら嬉しいなと思い回答させていただきました(^^)
以下質問です。
Q:40過ぎたあたりからテニスをすると右膝に違和感を感じるようになりました。 43過ぎたあたりから違和感から少々の痛みに変わったので、スポーツ用品店で購入した膝用サポーターを使用してテニスするようになりました。 45過ぎたあたりから左膝も同様の症状がでてきたので、今では両膝にサポーターを使用しています。先週半月ぶりにテニスしたらしっかり地面踏ん張って球打てませんでした。 そして今週から階段を上るだけで右膝に痛みを感じるようになりました。激痛ではありませんが、しっかり階段を踏ん張ることができません。 これは下半身の筋肉の衰えでしょうか?それとも筋肉が固いからでしょうか? 下半身の筋トレすれば改善できるのでしょうか? なお、痛いのは膝の外側で、今まで膝をケガしたりしたことはありません。 どうかアドバイスお願いしますm(__)m
以下が回答です。
A:膝の痛み心配ですね。お察しします。
膝の痛みの原因は様々ですが、テニスで踏ん張った時、階段で踏ん張った時などの痛みは、「膝蓋大腿関節」という関節の一部が疲れてきている可能性が高いです(^^)
ひとまずこちらの動画で確認しながら、膝のお皿を引き上げるという操作をしてみてください(^^♪
https://youtu.be/WLvj7fa72Jg
うまくいけばかなり楽になる可能性がございます。
それだけでダメなときは、「お尻の筋肉をほぐす」ことと、「太ももの筋肉をほぐす」こと、そして「膝への負担を減らす動き方を覚える」ことが必要となります。
こちらも動画で恐縮ですが、お時間がある時にご視聴いただけますと幸いです(^^)
お尻ほぐしの動画➡https://youtu.be/2rBsgWq-_dQ
動画のタイトルは脚のしびれ対策ですが、お尻の筋肉や筋膜が硬くなると「腸脛靭帯」という靭帯が硬くなります。この「腸脛靭帯」の硬さが膝の痛みを作ります。特に膝の外側の痛みは「腸脛靭帯」が疑わしいです(^^)
太ももほぐしと膝への負担の減らし方動画➡https://youtu.be/OvkmJ43U1VQ
こちらの動画もタイトルは「オスグットシュラッター病」対策ですが、同じ原理で大人の膝の痛みが生じます。これが中学生なら「オスグットシュラッター病」となりやすいです。
是非お試しください(^^♪
症状が和らぎますことをお祈り申し上げます。
以上が回答でした。
膝の関節が疲労してくるとつらい症状の原因になります。その関節を引き離してあげるのが先決です。さらに周囲の筋肉を柔らかくすると楽になります(^^)
みなさまのお悩みが少しでも減ることを祈って今夜も筆をとりました。
どんどん健康な方々が増えますように(^^)