運動が痛みに与える影響
おはようございます(^^)
院長大西です。運動は健康寿命を延ばし、精神的な安定をもたらし、脳の衰えを遅らせることがわかっています!運動しないことは罪(^^)という時代が来ました。
ではどんな運動が良いのでしょうか?
今日は痛みを減らす運動のやり方をお伝えします。
特に「変形性膝関節症」という、いわゆる膝の軟骨がすり減って、膝が痛い。ひどくなると人工関節全置換術が必要。という病気です。しかし、この「変形性膝関節症」は軟骨がたくさん減っている人と、少ししか減っていない人との間で比較すると、軟骨がたくさん減っている人が必ず痛みがひどい、というものではありません。
軟骨が減っていないのに、痛みがひどい人もいれば、軟骨がすり減ってほとんど無くなっているのにあまり痛くない人がおられるのです(^^)
不思議ですね。この秘密が普段の運動習慣にあると考えられています。
毎日、15分の速歩ウォーキングかジョギングをしている人、もしくはそれに見合った運動をしている人は、痛みがマシです。逆に痛いからとじっと大事にしている人は痛みがひどくなります(´;ω;`)
うそ?って感じですよね。しかし、本当です。これは「変形性膝関節症」の患者さんを集めて、運動する人としない人に分けた実験で確かめられています(^^)
約20分速歩をした人達は、何もしなかった人達に比較して痛みが軽くなりました!
凄いですね(^^)
実験では20分の速歩ですが、私見では15分で十分です。実験というのはしっかり結果を出すために、より十分な運動負荷を与えます。よって、少しくらい少なくても効果はある!と考えられます(^^)
膝が痛い人におススメの運動は、まずは2分のウオーキング!!
それを1週間ずつ3分→4分と増やしてください。
15分ほど歩けるようになったらしめたもの(^^)
痛みで動けなかったからだが、徐々に動き出します!
皆さまの痛みが軽くなりますように祈っております(^^)
p.s.同じことが慢性的な肩こり首こり、腰痛などにも言えますので、「なんかじっとしてるとずっと痛いんだよな・・・」という人は、どんな痛みにでも試す価値があります(^^)